わたしの職場は病院の中・・職員としてでなくひとりの人間として貴方に声をかけたい時がある
BGM「東京日和」Rituya.Asahi



ねがい



いつもいつも車椅子に乗って頑張ってるあなたに
わたし
色んなこと教えられてたよ・・
手を差し出そうとする私に
「これもリハビり!リハビリ!」
そう言ってあなたは私の手を止めさせた
手を差し出す事だけが 優しさじゃないと・・あなたに教えてもらった
ふくよかとしてたあなたが・・・
どんどん痩せてきて・・入院してる事を知った・・
今日会ったあなたに・・目を疑う・・現実・・
いつものようにいつものように 私はあなたに微笑んであいさつ・・
ココロの衝撃を 奥底に沈めさせる・・

・・がんばれ!
・・がんばれ!

心の奥で・・あなたに思いきりそう叫ぶ

いつものように・・・あなた向って・・微笑んでる私が・・悲しいよ・・


2001.8



いつものことながら どこを見ていいかわからなかったよ・・
涙落としながらずっとイスに腰掛けて・・・・待つ人がいる
救急救命センターは・・祈る場所
祈る人のそばに 置かれた大きなビニール袋・・
その中に・・スニーカー・服がほおりこまれてる
持ち主から離れた 温もり感じる衣服たち・・
いっしょに祈ってる



いのち
だいじなだいじな かけがえのないもの

いのち
明日も・・続く事 ただ・・願う


2001.5






痛々しいけがの跡・・・・
車椅子のあなたに
傍に付き添う(きっと・・)あなたの大切な人・・

傍を通りぬけるわたしの耳に
あなたの言葉が届いた・・
「この絵・・いい絵やなぁ・・」
大切な人に向けて発せられたその一言が・・
わたしのココロを 温める・・

よかったね・・
あなたあの目が
病院のあちこちにかけてある絵を捉えたんだね・・・
きっと・・ここまで来るまで・・大変だったでしょう・・
よかったね・・
もう大丈夫だね・・

2001.4





無理なんて 私もしたくない
頑張る事だって 私も好きじゃない・・

頑張って下さいね・・って言葉が
貴方に辛いことも
私は一番良く分かっている

でも・・
でも・・・

ちょっとだけの無理
ちょっとだけの頑張り必要な時あるんだよ・・
甘えるのもいいけど
自分の足で一歩踏み出す事必要な時・・あるんだよ・・

2000.11






きっとね 今は自分だけがって思うでしょう・・?
でもね・・
でも・・・
ここにくるひと達は・・ みんないっしょ・・
毎日毎日・・
途切れる事無く 人はやってくる・・
あなたもみんなのひとり・・
あなただけじゃないから・・
ひとりじゃないよ・・
こんな時間・・きっとすぐに過ぎて行って
笑えるそんな時 すぐに来るから・・


2000.6






無邪気なあなた
天心欄間に振る舞うあなた・・
あなたをみてると
障害って言葉で区別するのが嫌になっちゃうよ・・
身体が・・考える事が・・ちょっと不自由なだけ・・
心は自由いっぱいに いつも喜んでいるもの・・
あなたの笑顔に救われる事 あるんだよ・・・・
人は人に助けられ 癒されて・・いる

2000.6





時々ね
私達だって・・
立ち向かわなくちゃならないんだよね・・
この場所でね「強さ」を出されるとね・・
弱いものの行き場・・なくなっちゃうんだよ・・
この場所はね・・
あなたの思い通りにはならないんだよ・・
この場所は・・
みんな同じなんだよ・・

2000.6








ワシが もし・・ガンでも・・ワシには言わないで・・
そっと・・コイツにいってください・・・
(*^_^*)・・
長年連れ添った あまりにも深い絆・・
心が連れ添ってる御夫婦・・
微笑ましく眺めてる・・

2000.5







17歳の死は 誰も信じられるはずなく
一瞬のうちに 母は意識を失う
この世の現実が 全て否定され
母は ただ泣き狂う
命の暴走
誰一人・・今日でこの世が終る事など思わない
亡くなった命 二度と戻らない・・
戻せない・・

2000.5







ときどき 自分が嫌になっちゃうよ・・
どうしてこんなに病んでる人が多いんだろうって・・
カルテの重みが 人の痛みのような気がして・・
どんどん出て行くカルテの束に・・
心がズシンと重くなる・・
ここに来る事なく
自分ひとりで傷を癒してる人がいったいどれくらいいるんだろう・・

笑えるひととき
味わえるひととき・・・・
その幸せが とてつもなく 大きな「幸せ」だっておもうよ・・


2000.5






いくつの鎧を身に付けているの・・?
鎧をとった貴方が 本当の貴方・・?
それとも
鎧を着けてるあなたが本当の貴方・・?

あなたは ひとりでいいんだよ・・
その重たい鎧 ぬいじゃえば
きっと 楽になるよ

あなたはひとりでいいんだよ・・

2000.4







人って 簡単に壊れてしまう

小さな出来事が
心を傷付け
傷が癒えるまでに 時を要し
傷ついた思いに 臆病になる
素直な心開く事できずに
自分の殻の中に閉じこもる・・

強いものだけが 強く出たものだけが
時の流れに乗り
弱いものだけが 傷つけられたものだけが
時の止まったなかにいる

人の心 自分の心のように包めたらいいのに・・
包んであげれるから
包んでもらえるんだよ
あなたのとなりにいる人は もうひとりのあなただよ・・

人はね・・簡単に壊れるものなんだよ・・


2000.4






時々ね心がブルーのわたしがいるよ
とてつもなく自分を追い込んでいくもうひとりの自分がいるよ

だけどね
私の与えられたこの空間にいて思う
これが生きている事なんだと・・
私だけじゃない・・
みんな一緒なんだと・・
心の泉がブルーになる事は生きている証だよ・・
みんな みんないっしょなんだよ・・

ただ・・普通の生活ではみえないものね
人の思い 見えないものね・・
自分だけがって不安になるよね・・
だいじょうぶ・・だいじょうぶ。。
何が起ってもだいじょうぶ・・
素直な気持ちと
微笑む力と
受け入れる心あったら

だいじょうぶ・・
だいじょうぶだよ・・

2000.3




みんな 幸せになりたいね・・
みんな想いはいっしょだよね・・

てのひらをひろげてみせて・・
大きさみんなちょっとちがうけど・・
みんないっしょだよ・・
手のひらにのる幸せしか温めれない
それ以上の幸せは 隙間から こぼれていく・・

手のひらの幸せだけで・・
幸せなんだよね

2000.3







手をつないだふたり
おじいちゃんとおばあちゃん
いっぽいっぽふたりで歩いてる
お薬抱えながら 帰ってく・・
寄り添うふたり・・
ふたりで支えてる・・
*^_^*
おだいじに・・
お幸せに・・

2000.1




弱音を吐く事はちっとも悪い事じゃないよ
緊張の糸は 張り詰めるほどに ピンと切れてしまうよね
うん・・
うん・・
がんばりすぎないでね
緩める事も 覚えていてね


2000.1






泣きたい時には ないていいんだよ・・
思いきり ないてもいいんだよ・・
悲しみをじっと 押し殺すことよりも
悲しみを溢れ出した方が いいんだよ・・
がまんなんてしなくていいよ・・

2000.1




 なんて 人間って壊れやすい生き物なの・・
お父さんの手の中で 顔色の変わったあなたを見て私はうろたえる
たった30分前まで あなたは きっと元気にはしゃいでいた・・

この地球のどこかに
みえない落とし穴があって・・
それに落ちていくの・・?

生きているんじゃない
生かされている・・

だれも 一時間先なんて分からない・・
わからない・・・
わからないんだよ・・





1999


 

 心が病んでる訳じゃないんだよね・・・・
カルテに書かれた病名が本当の訳じゃないんだよね・・
カルテなんて ただの体裁・・なんだよね・・

本当は きっとちがうんだよね・・
みてみて・・私を見て・・
私は・・私は ここにいる・・
包んで包んで・・包み込んで・・
本当の私を・・受け入れて・・
淋しくて・・淋しくて・・
心が そう叫んでるだけなんだよね・・

ガラス細工のような心は
壊れやすい・・
だけどね
一番 輝くのもガラス細工の心だよ・・

心が元気でるまで・・
横たわってて いいよ・・

あなたと同じような人が・・いっぱいいるよ・・
うん・・だいじょうぶ・・


1999

 


優しすぎる・・
ほんとうに・・優しすぎる・・

だいじょうぶだよ・・
気にしなくて いいからね・・

ここまにまで 気を遣う事は いらないよ・・
ここはね・・素のまんまのあなたでいいからね



 1999

 



息子の車椅子押しながら 私に微笑むおかあさん
あなたは わたしときっとおなじ歳ぐらい

一瞬のほんと・・一瞬のバイク事故が体中を ばらばらにして
16歳の息子の心まで 冷たくしてしまった

16歳・・子供ではない
でも大人でもない

ちいさな子供なら全身で抱きあげて優しく労ってやれるのに・・

彼は 今  物を投げ 人に当たり・・・
一瞬を 悔やみ呪うことが生きている術・・

息子と 対称的に あなたの笑顔は とても温かい
あなたの隠された思いや葛藤はどんなに深いものだろう・・
だからこその
あなたの 一生懸命さが 光ってる・・

その光 息子の心にきっと・・きっと・・届くと・・信じてる


1999



 受け入れること
辛いけど 認めること
そこから 新たに始まっていくんだね
逃げたり 目を そむけても 何もかわらないよね・・

うん・・
たった 一度のたったひとつの命
守れるのも 輝かせられるのも
心の操縦法 ひとつだよね・・

あなたの強さが 教えてくれる・・
そして
また歩き出したあなたが とても綺麗
がんばれ・・心の中で叫んだ・・



1999



自分のことしか見えないよね・・
うん・・わたしもそうだよ・・
自分だけが・・って思ってしまうね
うん・・
わたしも そう・・

きっと だれでも そんな時あるよ・・
周りのみんなが幸せで
自分だけが取り残されてるとき・・

私は ひとりぼっち・・って思うとき・・
わたしにだって あるんだから・・

いっしょだよ・・



1999



「今日はオシャレしてるね〜」

診察前に先生は言った・・
そう・・ここは  心から元気になる所・・

その瞬間の あなたの笑顔
すごく素敵だった・・



1999


 

あなたをはじめて見た時に ちょっと 距離をあけた
あなたの言う事が あまりにも理不尽で
わたしには 手に負えなかったから・・

でも
それは違ったんだよね

あなたは そうして 誰かに助け求めてたんだよね
それに気づいた・・

少しだけど あなたを理解しはじめてる
あなたと 向き合い今度は ちゃんと話せるから・・ね・・

 


1999



あなたの表情は ビクともしない
あなたの目は 一点を見つめたまんま

きっと いま・・

あなたの心も そうなんだね・・

返ってこない微笑みをどこかで待ちながら
わたしは あなたに微笑みかける・・


1999



もし・・今 自分が追い込まれてたり
周りが見えていなかったり
自分の体が とても不調でめまいや 不眠や・・
そして 胃がお話しているように聞こえたり
体の中から 音がするなんて・・ことがあったり・・
自分は おかしいんじゃないかと・・思ったり
元気が消えてしまっているとしても・・

それは あなただけじゃないから・・
そんな風に 自分を追いつめている人 いっぱいいるの

大丈夫・・
あなただけじゃない・・

気になるようだったら 誰かに
そして 病院の先生に 話してみない・・?

ひとりで悩まないで・・

 

1999



何錠のくすりを飲めば死ねると思ったの・・?
あんなに 沢山のおくすり 飲むの大変だったでしょう・・・?
死ぬ事が あなたを助ける たった一本の道だったの・・?
つらかったね・・

でも・・
あなたを 発見した人がいて
あなたを 運んだ救急隊員がいて
あなたの胃を洗浄し 助けようとする 人がいて
こんなに沢山の人があなたを守ってくれている
簡単になんか 死ねないんだよ・・

みんな どこかで苦しい想いや
我慢や 辛い想いや
イヤなこと・・耐えているんだよ
あなただけじゃない

もうだいじょうぶだよね・・
簡単になんか 死ねないんだから・・

みんな いっしょに・・生きていよぅ・・ね



1999

 



先生がね 不思議って言葉使ったよ
あなたが 歩いているのが 不思議って・・

もしかしたら "奇跡"って言葉は
神様の 「とっておきのプレゼント」かもしれないね

まだ9歳の小さなあなたが
この世に持ってきた 沢山の困難は
神様の手の中で きっと消えていく
消えていくよ・・

奇跡って・・きっと ・・おこる
おこる・・

ちょっとの望みも棄てちゃ だめだよ・・



1999



交通事故を起こした加害者のあなたの痛々しい姿
いつもそう・・いつも同じ・・
いつも 思う・・

ケガをして 運ばれる被害者より
起こした人の方が 傷心しきってる

待合室で 診察室前で
ただ・・祈ってる・・

願い 通じますように・・



1999

 


ひとりで小児科へあなたはやってきた
食べれないって やってきた
でも・・

婦人科行く事なんて あなたには考えられなかったんだよね
あどけなく 「食べれない」って言うのがせいいっぱいだったんだよね

まだ 小児科受診の年齢のあなたの
心と体のバランス・・
誰が 守らないといけないのか
大人の顔した私は 考えてしまったよ・・
あなたを 守れないのは 大人の責任なのか
背伸びするあなたを止める 大人はいないのか・・

心と体・・一歩ずつでいいんだよ・・
大人の階段上がるのは ゆっくりでいいんだよ・・

好奇心からの遊びで
傷つくのは 女性のあなただよ・・

あまりのアンバランスに
あなたを守れない大人に
腹立たしくやるせなさでいっぱいになったよ

ゆっくり ゆっくり・・そう 願う・・

 

1999


 

私の微笑みだけで
あなたの目から涙がこぼれる・・

言葉を失った
身体の自由を失った
あなたからの
贈り物

私の心も 嬉しさに震えてる
ありがとう

 

1999



むりしなくていいよ
きらいなものを好きになる必要なんてないもの・・

せのびしなくていいよ・・
だって 疲れちゃうもの・・

あなたの心を知っているのは
あなただけだもの・・

そのまんまでいいよ・・
そのまんまが
いちばん素敵だもの・・

 

1999


 

ほんとうはね・・
あなたが泣き声あげる日をみんながまってたの
あなたの紅葉の手をみんながふれたかったの
あなたのかわいい声をみんなが聞きたかったの
あなたのちいさな微笑みに会いたかった・・

その日が来るのを・・ずっとずっと・・待ってたの
あなたの誕生でみんなが幸せ分かち合えると信じてた

だのに・・どうしてこんな悲しい知らせ・・

神様のもとへ・・
小さな星になったと・・

ほんのわずかな時間だったけど
お父さんの大きな腕の中でねむれたかな・・
やさしいおかあさんの香りにつつまれたかな・・
きっときっと その瞬間 この世の幸せ
その小さな手ににぎりしめたよね・・
きっと・・きっと・・
ぎゅって・・

星になったあなたは・・
おとうさんとおかあさんの心の中で ずっとずっと
小さな天使のように・・生きてる・・
誰に見えなくっても
おとうさんとおかあさんにはみえるから
ずっとずっとそばにいてね

ふたりのこと・・守っていてね・・



1999


 

あなたの涙は 場所を選ばない
あなたの涙は 人の目さえ 気にならない・・

病気の宣告は
あなたに ありったけの涙をあふれさす

私の目は・・
あなたを見れなくて
隣で あなたの涙をぬぐう
ご主人をとらえてる・・・

 心から・・願う
その ご主人の 大きな手が
きっと・・あなたを 守ってくれると・・



1999


 

思い込みが
あなたを
悲しくしてる
淋しくしてる

ひとりぼっち・・?
みんな 他人・?
みんな 敵・・?

ちがうんだよ

あなたの心の持ち方ひとつで
あなたは幸せになれるんだよ・・

私・・だったら ここにいるよ・・(^-^)



1999



胸が閉めつけられる
手が震えそうになる

カルテのぶ厚さが闘病生活を物語る
12歳の貴方は逝ってしまった・・

目の前にいる残された御両親
多くは語れない
薄っぺらい言葉はかけれない
何も 何も ・・・
この思いは 何にも変えれない

だから
だから

いつもの私

平然としています



1999




私は気がついてなかった・・

車椅子のあなたは いっぽ 後ろに控えてた
時間と戦っている人が多いせいか
我先の人が多い
その波が退いた時
貴方は私の目の前に現れた

もしかして いつもそうだった・?
いつも貴方は 人込みの中でなく
その 影に隠れてた・・?

気づかなくてごめんね

いっしょ いっしょだからね

今度は私
必ず貴方を見つけるから・・




1999


死ぬということは
もしかしたら
一瞬の出来事なのかもしれない

残された者は
昨日までの微笑みを空ろに変える

交通事故があまりにも多い
だれしも自分の
一瞬の旅立ちなど
考えたことはない
生きていることは
あたりまえじゃなく
生かされているのかもしれない

どうか時間を大切に
ハンドル持つ手を慎重に・・

残された人を
死亡診断書を取りに来る人を
もう・・見たくない



1999



ごめんね
せっかく きてくれたのに
あなたの想いかなわなくて
人の多さが逆にあなたを苛立たせた

ここは 楽になる場所なのに
あまりにも 人が多すぎる
じっと 二時間三時間と待つには長すぎる

どうにもできない
病んでる人が こんなにもいる・・



1999



大切なのは
周りの人がどう思っているかじゃなく
あなた自身がどう思うかなのです

あなたの心のままに
素直にいてあげて下さい

たったひとつのあなたの心のために




1999



ごめんね・・
ボケてきてるからねぇ・・
あんたのいうてる事よぉわからんわぁ・・
そう言ったおばあちゃん


あやまらないで・・
大丈夫 (^^)
ぼけてるんじゃないよ
みんなそうなんだよ・・
それが 自然なんだよ
わからない・・?
じゃ〜ゆっくりお話しようね
おばあちゃんが わかるように お話しようね



1999


 

緊張の糸がきれたんだね
頑張りすぎたんだね
だから
体と心のバランスが崩れちゃったんだね
ただ
それだけだよ

だいじょうぶ
だいじょうぶ



1999

 


自分を守る為なの・?
自分を強く見せる為なの・・?
そんなに攻撃的にならないで・・
誰も あなたの敵じゃない

力抜いて
力抜いて

ここは みんな貴方の味方だよ・・
ここは ありのまんまの
あなたでいいんだよ

 


1999


 

ほんとうはね・・
わたしだってあなたといっしょ・・
あなたと同じ事悩んでる・・
だから
貴方の言いたい事よくわかる・・

あなただけじゃない・・
みんないっしょだよ・・

ちょっとだけ 外見つめてみようよ・・
自分ばかり見つめすぎないで
もうすぐ季節もかわるよ・・

 

 

1999


 

つらかったね・・
つらかったんだね・・
勇気がいったね・・
あなたを見て わかった・・

ここへきてくれてありがとう・・

もう・・だいじょうぶだよ
もう・・安心していいよ


 

1999

 


車椅子のあなたから
最高の笑顔をもらった・・
ありがとうの変わりに
体中の喜びもらった・・

歩ける事が
話せる事が
体動かせる事が
幸せじゃないんだね・・

歩けた事を
話せた事を
体動かせた事を
幸せと感じる事が幸せなんだね・・

今度はわたしも負けぬぐらいの微笑み返すからね・・
幸せをありがとう





1999



いらだちをかんじてる
子どもはおかあさんを選べないんだよ
子どもはおかあさんに全身をあずけているんだよ
子どもを守ってあげれるのは
おかあさん
あなたなんだよ

だれだって・・親にはなれるけれど
子どもを育てるって
遊びじゃないんだよ

退院できて よかったね・・
元気になってよかったね・・


大切に大切にもっと大切に・・


1999

 


息する事を忘れないでいて下さい
仕事ばかり考えないで

何がしたいですか・・?
胸・・ときめく事もっていますか・・?

どうか 心の中に 空白を作っていて下さい

 

1999